報告書と、お世話中の記録は別のもの
お世話の最中は、まず食事・排泄・活動などの事実をその場で記録することを優先します。飼い主さまへの報告書は、お世話が終わったあとに、その記録を見ながら相手に合わせて整理して書くものです。この順番を分けると、記憶から書き起こす負担と書き漏れを減らせます。
合同会社AZのケア記録ツールは、お世話中の事実の記録を残すためのもので、報告書を自動で作成・送信したり、記録を飼い主さまへ直接共有したりする機能はありません。このテンプレートは、手元の記録を見ながらご自身で報告を書くためのひな形です。記録の流れそのものを見直したい場合は、ケア記録を見直す5つの手順を先にお読みください。各項目に何をどう書くか、例文で確かめたい場合は、お世話報告の書き方と例文をご覧ください。
テンプレートに入れている項目
あとで確認する必要がある事実だけに絞った8項目です。健康状態の評価や薬に関する具体的な内容、緊急時の対応方法は、このひな形には含めていません。また、報告書はお客さまへ渡すものなので、お客さまの氏名・住所・連絡先の記入欄も設けていません。
- 利用日・訪問時刻 — 例:2026年7月30日 10:00〜11:00
- ペット名 — お預かりしたペットの名前
- 食事 — 与えた内容と食べた量の事実
- 排泄 — 確認した回数や状態の事実
- 活動 — 散歩・遊び・休憩などの事実
- 事前指示の実施(該当時) — 事前に受けた指示どおり実施した事実のみ
- 観察した事実 — 評価や推測ではなく、見たままの事実
- 飼い主への連絡事項 — 伝えておきたい事実やお願い
印刷して使う(A4記入シート)
ブラウザの印刷機能でこのページを印刷すると、下の記入シートだけがA4で印刷されるようにしてあります。手書きで記入して、そのままお渡しいただけます。
お世話報告書
| 利用日・訪問時刻 | |
|---|---|
| ペット名 | |
| 食事 | |
| 排泄 | |
| 活動 | |
| 事前指示の実施(該当時) | |
| 観察した事実 | |
| 飼い主への連絡事項 |
コピーして使う(テキスト版)
下のテキストをそのまま選択してコピーし、メモ帳や普段お使いの連絡手段に貼り付けてお使いください。このページに入力欄や送信の仕組みはありません。
お世話報告書 利用日・訪問時刻: ペット名: 食事: 排泄: 活動: 事前指示の実施(該当時): 観察した事実: 飼い主への連絡事項:
架空の記入例
書き方の目安として、記入例を一つ載せます。以下はすべて架空の例です。「モモ」という猫も、この日の記録も実在せず、実在のペット・お客さまとは関係ありません。
- 利用日・訪問時刻
- 2026年7月30日 10:00〜11:00
- ペット名
- モモ(架空の猫)
- 食事
- 用意されていたドライフード30gを与え、完食を確認しました。
- 排泄
- トイレで尿2回・便1回を確認し、片付けました。
- 活動
- 室内でボール遊びを約15分。そのあとは窓辺で休んでいました。
- 事前指示の実施(該当時)
- 事前にご指示いただいたブラッシングを、指示どおり実施しました。
- 観察した事実
- 滞在中に水を飲む様子を2回確認しました。
- 飼い主への連絡事項
- ボールが棚の下に入ったため、取り出して所定のかごに戻してあります。
書くのは、実施したことと観察した事実までです。そこから先の体調の評価や原因の推測は、このひな形には書きません。
まず架空のデータで試してください
いきなり実際のお客さまの報告に使わず、まず架空のペット1匹・架空の1日分の記録で一度書いてみて、項目の過不足や所要時間をご自身の業務に合わせて確かめることをおすすめします。項目名の変更や追加は自由です。
お試しの際も、実在のお客さまやペットの情報を、公開されたページやお試し用の環境に書き込まないようにしてください。
医療との線引き
このテンプレートは医療記録ではなく、医療上の助言を目的としたものでもありません。「事前指示の実施(該当時)」の欄には、飼い主さまから事前に受けた指示どおり実施した事実だけを書き、それ以上の内容は持ち込まないでください。
体調の異常に気づいたときや緊急のときは、報告書を埋めることよりも、事業でお決めになっている普段の手順どおり、飼い主さまや獣医師への連絡を優先してください。
報告の前の「記録」も整えたい方へ
報告書を書くときに記録を探し直したり、同じ内容を書き直したりしているなら、お世話中の記録の残し方から見直す余地があります。合同会社AZでは、お預かり中の事実をペットごとに残すケア記録ツールを用意しています。登録不要の公開デモがあり、入力した内容はお使いのブラウザ内だけに保存されます。